韓国のリテール業界に革命をもたらす「マデカソル軟膏」
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韓国コスメ最前線「KANCOS」
日本のコンビニエンスストア大手、セブン-イレブン・ジャパンが、韓国のコスメブランド「CLIO(クリオ)」の未発売商品を国内市場に導入します。2024年5月下旬より、特定の店舗でこの人気ブランドの化粧品を先行販売することで、若年層の女性顧客を引きつけ、来店促進を図ります。
日本国内での韓国コスメの人気は急速に高まっており、セブン-イレブンはこの流れを活用して売上げを伸ばす戦略を展開しています。クリオの「twinkle pop」シリーズは、韓国での発売から2ヶ月で完売するほどの人気を博しました。セブンは、これらの商品を通じて、消費者に日常の中での「個性」の表現を可能にするアイテムを提供します。
日本化粧品工業会によると、韓国は2022年に化粧品の輸入額でフランスを上回り、新たなリーダーとしての地位を確立しました。この動向は、韓国製品の高品質と手頃な価格が若い消費者層に受け入れられていることを示しており、セブン-イレブンはこの人気を店舗での販売戦略に効果的に取り入れています。
日本のコンビニエンスストア業界は、ローソンが既に韓国コスメの販売を開始しており、セブン-イレブンの新たな取り組みは業界内での競争をさらに激化させることが予想されます。セブンが提供する独自の韓国コスメラインナップは、特に若年層の消費者をターゲットにした戦略的な動きとして位置づけられています。
セブン-イレブンは、この新しい取り組みを通じて、若年層の顧客層を拡大し、長期的な顧客エンゲージメントを図ることを目指しています。さらに、彼らは食品や総菜などの他のカテゴリとのクロスプロモーションを積極的に展開し、一貫した来店体験を提供することで顧客のリピート率を高める計画です。