セブン-イレブンが韓国コスメ「twinkle pop by CLIO」を25日から販売!若年層取り込みを狙う
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韓国コスメ最前線「KANCOS」
かつては緊急需要に応じた低価格商品としての位置づけだったコンビニコスメが、現在では高品質な商品として若者世代から高評価を受けるようになりました。特に、セブン-イレブンが5月から開始する韓国の人気コスメブランド「CLIO」の販売は、業界内での若者争奪戦を一層激化させています。
コンビニ業界での新たなトレンドとして、韓国コスメが若者の購買行動に大きな影響を与えています。例えば、「CLIO」の姉妹ブランド「twinkle pop」は、韓国での発売からわずか2カ月で全商品が完売するなど、その人気は目覚ましいものがあります。これらの商品は、コンビニの手軽さと相まって、若者たちに「目的買い」のきっかけを提供しています。
ローソンは2023年に韓国コスメブランド「rom&nd」との共同開発により、リップやアイシャドーパレットを発売しました。この共同開発商品は、発売初日に30万個を売り上げる大ヒットとなり、その成功は他のコンビニチェーンにも影響を与えることとなりました。この戦略は、商品の質と利便性を武器に若者市場を積極的に取り込んでいます。
コンビニコスメ市場は現在、若者の間での「優秀すぎる」との評価を受けるなど、業界内での立ち位置を確固たるものとしています。セブン-イレブンやローソンのような大手コンビニチェーンがこの分野に力を入れることで、今後も新しいトレンドの創出や市場の活性化が期待されます。しかしながら、持続可能なブランド支持を得るためには、トレンドに敏感な若者層を継続的に魅了するための戦略が必要です。